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ABOUT
このサイトは北条司氏原作の『シティーハンター』の二次創作サイトです。
原作者様、出版社様、テレビ局様には一切関係がありません。
当サイト主の趣味の産物を公開する場であり、商業目的はありませんことを申し上げます。

とはいえ、当サイトにあります作品は特に断りのない限り、当方にその帰属権がございます。

また、当方での登場人物の関係は「原作程度」あるいは「原作以上」となっておりますので、「原作以上」が苦手な方はご注意ください。また一部、アダルトな描写が含まれる場合がございます。閲覧は各自の判断でお願いします。お読みになった後での苦情は受け付けませんのであしからず。
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about ME
H.N.    月子
性別    ♀
生息地   関西地方
シテハン歴 小学生、中学生のころ、『ジャンプ』で連載されていたので、かなりはまっていました。そしてそれから○○年以上たった、今、シテハンへの愛が再燃し、再び単行本を買いあさって耽読しておる次第であります。他サイトさまの愛ある二次小説に感化され、下手の横好きですが、自分でも創作に挑戦してみようと無謀なチャレンジに出たわけです。サイト管理も初心者ですが、暖かく見守ってやってくださいませ。

なにかございましたらdie_mondsichel◎yahoo.co.jpまでお願いします。
(◎は@にしてくださいね)
お友達になってくださる方も募集中です♪
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作品リスト
SHORT

猛暑日か熱帯夜か
独り言
なにげなく
こんな感じ・・・?
サンキュー
謝罪
ジェラシー
日常
大人だって・・・
確かめて
気づき
嬉しいね♪
乾杯
その後・・・
のんびり
鼻歌♪
めずらしく。
ある夫婦の朝
ほんとはね
ナイトメア
スモーキー・アフタヌーン
ソフトクリーム
けなげな女
さまよえる野獣
なぁ・・・?
毎度のことながら。
戯言
男のサガ
迷い
初恋
不器用ですから

LONG


エデン    (未完)
三人寄れば・・・    (完)
マタイ    (むりやり完)


REQUEST

1000ヒット 桜花さま     just high time! 
                           あとがき
1111ヒット めるねこさま   ぬくもり あとがき
1919ヒット めるねこさま   名月 
                        あとがき  
8888ヒット スウさま      安心 
                       あとがき


おもしろいもの

2人の脳内
2人の体内
冴羽さん徹底解剖♪
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猛暑日か熱帯夜か
朝目覚めたときから、うだるような暑さだった。
大都会なのに、蝉の声がうるさくて、余計にいらいらしてしまった。
「まったく、誰かさんのせいで、クーラーをつけるお金もないんだから。もっと暑くなる前に家事は全部やっちゃわないとね」
やることはきちんとしないと落ち着かない香は、そうぶつぶつと独り言を言いながら、さっそく仕事に取り掛かる。
洗濯機を回してから、リビングや台所などに掃除機をかけて、それが落ち着いた頃には洗濯干し。
「まあ、こんなに暑いと洗濯物がよく乾いてくれるのはありがたいわね。昼からもう一度洗濯ができそうだわ。獠のベッドシーツも換えておかなくちゃいけないものね」
一通りの家事が落ち着いたところで、ブランチの準備に取り掛かる。ベーコンエッグを焼きながら、サラダを作り、コーヒーメーカーをセットしてからトースターにパンを入れる。
「あとは、あのバカを起こしに行くだけね」
獠の部屋に向かっていきながら、毎日同じことを考えてしまう。
「あいつって、寝ているようで寝ていないのに、なんで朝はあんなに爆睡しているのかしら。朝も敵さんがいらっしゃるときくらい、目覚めがよければ、あたしも楽なのになぁ」
そして、獠の部屋のドアを開けると、案の定というかいつも通りというか、パンツ一枚で、大の字になって熟睡していた。そして、昨夜酔っぱらって帰ってきたときに予測したとおり、部屋の中は酒くさくてたまらない。
「もうっ!なんなのよ、酒臭いったらありゃしない!!」
獠を起こしにかかる前にブラインドを全部上げて、窓を全開にする。
「こら!獠!!そろそろ起きなさい!もう昼前よ!」
「う〜ん・・・もっこりちゃーん・・・むにゃ・・・」
「いい加減にしなさいよ!ハンマーくらいたいの?!」
「う〜ん・・・かおりしゃーん・・・獠ちゃんまだ眠いのぉ〜」
どごーん!!!!
「私は警告したわよ。早く起きて、着替えてちょうだい。ベッドシーツも洗濯したいんだから、早くしてよね!」
そう捨て台詞を吐いて、香は台所へ戻ってしまった。
「まったく、容赦ないんだからなぁ」
頭をぼりぼりとかきながら、起き上がった獠は苦笑しながらも、香の声で目覚められることの喜びをかみ締めていた。

獠が着替えを済ませて、顔を洗って台所に行くと、香はもう食事を終えたところだった。
「ちょうど良かったわ。これであんたのシーツ洗濯を洗濯できるわね」
そう言って、香は獠と入れ違いに台所を出て行ってしまった。
「ちぇっ。なんだよ。香ちゃんってば冷たいの。獠ちゃんに一人でご飯食べろっての・・・」
自分がなかなか起きてこないことを棚に上げて、拗ねた独り言。
獠がトーストを1枚食べ終えて、さらに2枚目に突入しようかというとき、香は台所に戻ってきた。獠のコーヒーを注ぎ足し、自分のカップにもたっぷり注ぐ。
「ねえ、今日も依頼がなかったらどうしよう。もう3ヶ月だよ」
「さあ、平和で結構なことじゃねえか。だいたい俺は美女の依頼しか受けねえからなあ」
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!あんたのツケを払えないどころか、このくそ暑いのにクーラーも付けられないのよ!今日なんか36度以上になるって言ってるのに」
「そんなこと言ったって、依頼が来ないことには仕方ねえじゃん。ごっそうさん。んじゃ、獠ちゃんは日課に出かけますか」
「獠!あんた、またナンパに行くつもり?!そんな暇があったらビラ配りでもしてちょうだいよ!冴羽商事のピンチなのよ!!」
「獠ちゃんは忙しいの〜!じゃあねー」
後ろ手を振りながら、獠は出て行ってしまった。
「もう!なんなのよ!!」
「あんな奴、知らないわ!」
一人で怒りながら、洗い物をして、掲示板のチェックに出かけていく。
「こんなに暑いのに、外へ出たくないわ。でも依頼がないともっと困るものね」
いつもの道を、早歩きで進んでいく。
暑い暑いとハンカチで汗を押さえながらも、背筋をまっすぐに伸ばして、すがすがしく歩いているその姿は新宿のオアシスとなっているようで、掲示板までの道中、何人もの人が香に声をかけていく。
「香ちゃん、こんにちは。今日も暑いね」
「あ、マスター、こんにちは。ほんとに暑いですね。獠のツケ、まだ払えなくてごめんなさい」
「いやいや、香ちゃんにそんな風に謝られたら、俺は催促できなくなっちゃうよ。獠ちゃんももうちょっとおとなしくしてくれたら、香ちゃん楽だろうにねぇ」
「ははは・・・ムリでしょ。獠におとなしくしておけ、なんて、魚に泳ぐなっていうのと同じだもの」
「ははは。そりゃそうだ。とにかく、暑いから、香ちゃんも身体に気をつけてね」
「ありがとう、マスターも。それじゃ!」
こんな会話を繰り返しながらやっと着いた掲示板。例の三文字は・・・やっぱりなかった。
「はあぁ・・・もう、ほんとにやばいかも・・・」
くるりときびすを返して、帰宅しようかと思ったとき、
「あーっ!!!」
香はすごい大きな声で叫んでしまった。周囲の注目に耐え切れず、小走りで、その場を逃げ出す。
「今日は数量限定の特売日だった。獠に車出してもらおうと思ってたのに、忘れてた。しかたない、あのスーパーはちょっと遠いけど、歩いていくか」
片道30分の道のりを歩いていって、両手で持ちきれないほどの食材を買い込んだ。
「この炎天下の中、がんばってきた甲斐があったわね。これでしばらくは食べていけるわ」
かなりお安く買い物ができたせいか、香はご機嫌で帰宅の途につく。
しかし猛暑のなか、1時間も歩いていれば、かなりの汗をかいてしまった。かといって、自販機で飲み物を買うお金の余裕はない。
「家に帰ったら、冷やした麦茶があるんだから・・・もう少しよ、がんばらなきゃ」
自分を励ましながら、やっとのことでアパートに着く。
「あー、もう!やっと着いたっていうのに、この階段!荷物は多いし、暑すぎて気分悪いし、もう最悪!」
文句を言いながらやっとのことで部屋まで着いたら、まずは荷物を冷蔵庫にしまわないといけない。
「この暑さでせっかく買ったものが腐ってしまったら、元も子もないものね」
ものすごい量の食材をどうにか冷蔵庫に収めて、お茶を一口飲んだら、身体がびっくりしてしまうほど冷たく感じた。
「とにかくシャワーしよっと。汗かきすぎて、タンクトップがべたべた引っ付いて気持ち悪いわ」
誰もいないのをいいことに、台所でタンクトップを脱いでしまった。
「あー。これ1枚だけでも、こんなに暑苦しかったんだー。って、なんか、くらくらしてき・・・た・・あれ・・?」
ドタンッ!!
がちゃん!
香が倒れた拍子にテーブルの端においてあったコップも床に落ちてしまった。

「たでーまー。獠ちゃんが帰ってきましたよー。香ー、ビールくれー!暑くてたまらん」
リビングのドアを開けながら、獠が香に声をかける。
でも香の姿はない。
「あれ?香?」
台所かと思って気配を探ってみても、香がいる様子はない。
パタッ。
台所のドアを開けて獠は驚いた。
「香っ!!」
冷蔵庫の前で香は倒れている。それも上半身は下着姿で。コップも床に転がっていて、お茶も床をぬらしたままである。
「香っ!!!」
すばやく香の元に駆け寄り、身体を抱き起こす。
「なんだ、この熱さは・・・毒でも盛られたのか・・・?」
「香!香!」
ぴちぴちと香の頬をたたきながら、何度も名を呼んだ。
「くそっ!なんでこんなことに!教授のところへ連れて行こう」
慌てて、香りを横抱きにして玄関へ走り出す獠。しかし香の姿を見下ろして、バスタオルを取りに戻った。
「なんで、こんな姿になってんだよ・・・誰が一体・・・絶対殺してやる」
教授の家について、インターホンを押すが、返事がくるまでの間がもどかしい。
早くしないと香が・・・。
「はい。」
「教授。俺です。開けてください」
「俺?誰じゃ?そんな名前の奴は知らんぞ」
「そんなこと言ってる場合じゃないんです。香が・・・」
「何?それはすまん。ほれ、今開けたぞい。早く入って来い」
玄関でバスタオルにくるまれた香の姿を見た教授は
「おー、なかなかの姿じゃの」
「だから、そんな場合じゃないんですってば。俺がアパートに帰ったら、台所の床に倒れていて・・・何度呼んでも起きないんです」
「そうか、ま、診察してみるとするか。ほれ、早く部屋に運ぶんじゃよ」
香が診察を受けている間、廊下で熊のようにうろうろと獠は動き回ることしかできなかった。
「しかし、誰が・・・このところ俺たちを狙った変な動きはなかったはず・・・それにしても脱がされてるのも意味わかんねえし・・・」
「何をぶつぶつと言っておるのじゃ?暑さで頭がおかしくなってしまったのかの?」
やっと教授が出てきた。
「教授、香の容態は?」
「容態?ふぉっふぉっふぉ・・・」
「何がおかしいんですか?あいつは何の毒にやられたんですか?」
「ふぉっふぉっふぉ・・・ナンバー1スイーパーも惚れた女のことになると形無しじゃの。香君は毒でああなったのではない。安心せえ」
「じゃあ、なんで?」
「熱中症じゃよ」
「は?」
「暑さにやられたんじゃよ。水分不足と身体に熱がこもったのとで、倒れただけじゃ。今点滴をしておる。それが終わったら帰ってよいぞ。もう意識もあるからな。入るか?」
教授の後に続いて部屋に入る。
「りょ・・ぉ・・・」
「香・・・」
まだ熱が下がりきらないのか、香の顔は赤くほてり、身体はだるそうに、よじるだけだ。
「ごめ・・・ん・・・ね。あたし、また迷惑かけちゃった・・・みたい・・・」
「いや。それより、なんで熱中症なんかになったんだよ。いくらクーラーつけられねえからって、そこまでじゃないだろ」
「う・・・掲示板見に行ったあと、遠くのスーパーまで買い物に行ったの」
「スーパー?」
「特売だったから」
「おまぁなあ・・・」
「だって、安売りじゃないと買えないんだもの仕方ないじゃない。スーパーの袋4つ分買い物して、歩いてたら気分悪くなってきたんだけど、家まで我慢しようと思って・・・」
「なんで、そんなとこまで歩いていくんだよ。この暑いさなかに」
「だって、獠、ナンパに行っていなかったじゃない」
「おまぁ、買い物に行きたいって、俺に言ったか?」
「言ってない」
「ほれ」
「だって、朝は洗濯に夢中で忘れていたんだもの・・・」
「それに途中で水分補給ぐらいしろよ」
「だって、美樹さんところって反対方向だから、涼みに行くだけ遠回りだし、自販機で飲み物買ったら、損した気分になるし・・・」
「だからって倒れるまで我慢してどうすんだよ。金より身体のほうが大事だろ」
「うー・・・ごめん・・・なさ・・い」

点滴が終わって、獠につれて帰ってもらった香は、獠が変に優しいので気持ちが悪かった。
「おまぁは座っておけ。今日は夕飯、俺がつくってやる」
「そんな・・・」
「っ言っても、そうめんだぞ。邪魔くさいし、おまぁ、冷たいもんがいいだろ」
「でも、それじゃ獠は物足りないでしょ」
「いいんだよ、たまには。我慢してやる」
「ありがと・・・あ、洗濯物いれなきゃ・・・」
「それも、今日はしてやる。座ってろ」
そう言って、獠はベランダに干してある洗濯物をソファに投げ込んだ。
「たたむくらいはできるだろ」
「うん」
洗濯物をたたんでいる間に出来上がった質素な夕飯を静かに終えて、リビングで2人でコーヒーを飲む。
「今夜は出かけないの?」
「んあ?今夜は暑いから、獠ちん、出歩くのが億劫なの」
「くすっ」
「何笑ってんだよ」
「なんでもないよー」
「ありがと・・・」
獠の気遣いに香はでささやいた。
「もう大丈夫そうだし、あたし、洗濯物たんすにしまって、お風呂に入るね」
「おー」
ソファに寝そべって、愛読書に夢中になっている獠は軽い返事。
しばらくして、風呂から出てきた香の足音がばたばたと聞こえてきた。
「どうしたんだよ、そんなに慌てて」
「あたし、獠のシーツ干すの忘れちゃってたみたい。掲示板見たら、帰って干そうと思ってたのに。洗濯機の中でしわくしゃになってから、もう一度洗濯しなおして今干したの。でも・・・」
「でも?」
「換えのシーツがないのよ」
「うん?」
「だから、獠のベッドのシーツがないの」
「それで?」
「だから悪いけど、ソファーで・・・」
「そうか、じゃあ、獠ちん、香ちゃんと香ちゃんのベッドで一緒に寝なきゃいけないわけね、OK!OK!」
香の言葉に獠は自分勝手な言葉をかぶせてくる。
「はぁ?ちょっと待って・・・」
「おまぁ、さっき、「もう大丈夫そう」って言ってたしな☆そうと決まれば、もう寝よう!ほれ!」
そう言って、獠は香を抱き上げて、香の部屋に向かっていった。
「ちょ、ちょっと・・・りょおっ・・・!」
「次の依頼が男からでも受けてやるよ」
「へ?」
「だからクーラーつけて、一緒に寝ようぜ」
「ほんとに受けてくれるの?」
「一回だけな。だから、獠ちんは香ちゃんから報酬を先払いしていただきまーす!」
「もうっ!意味わかんない!」
「ふふーん♪」
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独り言
ブラインドの外からまぶしい光がいくすじか差し込んでいる。
この明るさだともうお昼近くかしら。
部屋の中はベッドサイドのライトがともっているだけで、外の明るさとはまるで無関係みたいな時間が流れている。
やっとベッドから起き上がって、隣を見ると愛しい男が静かに寝息を立てている。
そっと頬に触れてみた。
昨夜触れたときには感じられなかったちくちくとした感触がある。
なんだか男らしくってどきどきしてしまった。
あんまり触れていると起こしてしまうわね。
そうなったら、その後に起こりうることなんて目に見えてるわ。
くすっ。
ベッドから出て、ベッドサイドに散らばっている衣服をかき集めて、胸元に手繰り寄せ た。
もう少しだけ寝かせてあげるわ。仕度したら起こしに来るからね。

シャワーを浴びようとバスルームへ向かう。
洗面台の前に立って、驚いた。
いつも以上にたくさんの赤紫の花びらが咲いている。
首筋から胸元、おなか、内股、ふとももに至るまで、まるでこの身体が自分のものだとアピールするかのようにマーキング。
もう、今日はハイネックにジーンズしか無理ね。
ほんとに困った奴だわ。
でも、本当は嬉しかったりする。
自分があいつのものだと実感できる。
あいつがあたしを束縛してくれると安心するの。
変かしら。
でも、そんなものよね。

さ、シャワーして、あいつを起こさなきゃ。

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なにげなく
 いつからこんなに大きくなったのだろう、あいつの存在が。
 親友からの預かり物だったはずなのに。
 ただのアシスタントだったのが、いつしかパートナーになり、気がついたら、惚れていた?
 いや、首を振って否定しようとも、自覚はあるんだ。
 認めてしまっている自分がいるんだ。
 寝起きが悪いのは、あいつにかまってほしいから。
 ナンパに行くのは、あいつにやきもちを焼いてほしいから。
 そして、ナンパする振りをしながら、外出したあいつの姿を目に入れている。
 どうしたもんだ。
 新宿の種馬も一人の女に首ったけときたもんだ。
 情けないような、それでいて、やっとたった一人を見つけた喜びをかみ締めているような。
 「いつまで我慢できるだろーなぁ・・・」
 と一人つぶやいたとき、
 「Hi!リョウ!どうしたんだい?ベランダで物思いにふけっているなんて、お前らしくないぞ」
 「ミック・・・」
 「タバコ吸ってるだけだ」
 「そんな顔じゃないけどな」
 「うるせえ」
 向かいのビルから叫んでくる悪友に叫び返す。
 「お!カオリが帰ってきたぞ!」
 そう、ミックは叫ぶやいなや、
 「おーい!カオリ!!おかえり!」
 と香に声をかける。
 「あら、ミック。こんにちは。いい天気ね。どうしたの?窓から身体を出して」
 すると、ミックはこっちを指さして、ウインクを香に投げかけた。
 「りょーお?もう起きていたの?」
 そう言って俺のパートナーは俺に向かって手を振ってきた。太陽がまぶしいのか、少し目を細めて笑っている。
 ちくしょう。ミック、お前のせいで、香の帰りを待っていたのがばれたかもしれねえじゃねえか。
 それに、俺より先にあいつに声をかけるとは、なんて奴だ。いや、俺はベランダからあいつを呼んだりしないんだがな。でも気にいらねえ。
 「すぐ上がって、ご飯の仕度するから待ってねー!」
 香は俺に向かってそう叫びながら、小走りになってアパートの入り口へ向かっていった。
 「ピュ〜ッ♪」
 悪友が何か言いたげな目つきをこちらへ向けながら、口笛を吹いた。
 「うるせえ」
 からかわれるのは好きじゃないが、香が俺のために走って帰ってくるという事実が、それもどうでもよくさせた。
 ガチャガチャ。
 鍵を開ける音がする。
 愛しい相棒のご生還だ。
 ベランダから戻って、ガラス戸を閉めた。
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CH小説書きに50の質問
CH小説書きに50の質問


※まずは基本の質問から。
Q1:あなたのペンネーム(ハンドルネーム)を教えて下さい。
   月子です。
Q2:差し支えなければ年齢と職業を教えて下さい。
   20代後半です。職業は自由人です。
Q3:CH愛読歴を教えて下さい。
   小学生のときに初めて読んだので、もうかれこれ・・・(汗)
Q4:CHに登場するキャラクターで、一番好きなキャラは誰ですか?
   もちろん冴羽獠さまです☆
Q5:原作の中で一番好きなお話は何ですか?
   31巻の「ふたりでひとりの心!!」ですね。
Q6:ではアニメの中で、一番好きなお話は何ですか?
   アニメは昔に見たので覚えていないです。すみません。DVD買おうかと悩み中です。
Q7:あなたをCHキャラに喩えると誰に一番近いですか?
   しいて言うなら、美樹さんでしょうか。
Q8:あなたの人生にCHが与えた影響は?
   「自分の心をうまく表現できない不器用な男はかっこいい」という訳のわからない価値観をもってしまったあたり。
Q9:CH以外で好きな北条作品があれば教えて下さい。
  小さい頃、「キャッツアイ」はよく見ていた気がします。
Q10:現在連載中の「Angel Heart」について何か一言。
  読んだこともありませんし、CHとは別の作品だと思っておりますので、私の管轄外です。

※本題です。執筆について。
Q11:CH創作歴を教えて下さい。また、創作に至った動機も。
  今日初めて書きました。他サイト様の作品を拝読しているうちに、自分でも書いてみたくなりました。
Q12:処女作はどんなお話でしたか?
  香ちゃんが熱中症になる話。あまりにも暑いので、思いつきました。
Q13:CHノベルを書く上で、使い易いキャラは誰ですか?
  獠と香。
Q14:逆に動かし難いキャラは誰ですか?
  まだそんなに書いていないので分かりません(涙)。
Q15:まだ使っていないけれど、いつか登場させたいキャラはいますか?
  美樹ちゃんと唯香も好きなので、これからばんばん登場させたいです。
Q16:好きなカップリングは誰と誰ですか?
  もちろん獠と香。それ以外なら、ファルコン&美樹。
Q17:逆に嫌いなカップリングは誰と誰ですか?
  嫌いというわけではなけれど、ミックとかずえをメインにしては書きにくいかも。
Q18:まだ書いていないけれど、挑戦したいカップリングはありますか?
  ファルコン&美樹のベタ甘ですね。
Q19:リョウと香の結婚ネタは書きましたか?(出来ればその理由も)
  いつか書きたいと思っています。
Q20:リョウと香の子供ネタは書きましたか?(出来ればその理由も)
  これもいつか描いてみたいです。
Q21:作品を書く上で、原作はどのくらい意識しますか?
  原作の設定を激しく逸脱したパラレルもの(?)はちょっと苦手なので、関係は原作以上ではありますが、その他の設定は出来るだけ残したいと思っています。
Q22:原作並みと原作以上(ラブラブ)。あなたが良く書くのはどちら?
  原作以上が好きです♪
Q23:短編一本を仕上げるのに、どのくらいの時間を要しますか?
  30分から2時間くらいです。
Q24:執筆にはどんなソフトを使っていますか?
  ワードで書いて、サイトの編集画面にコピペします。(だって使い慣れているんだもん・・・)
Q25:執筆に欠かせないアイテムはありますか?(音楽、飲み物など)
  アルコールがあるとはかどります。ただしアダルトになりがちですが(笑)。
Q26:執筆中のBGMはありますか?
  何かしらの音楽は必ずかけています。クラッシックからTMNまで(爆)。
Q27:作品を書く際、イメージを貰った曲などありますか?
  やっぱりTMNを聞くと、その歌詞を2人に当てはめてしまいます。
Q28:作品を公開する際、本文以外にこだわっている部分はありますか?(レイアウト、背景など)
  特にありません。が、なるべく改行をたくさんして、少しでも読みにくさを軽減できればと思っています。
Q29:お蔵入りにした作品はありますか?
  お蔵入りさせてしまうと、何もアップできなくなりそうな気がするので、書いたものはとりあえず全てアップさせたいと思っています。
Q30:自作品でオススメを一本、教えて下さい。
  できたらお知らせします。

※他サイトさんについて。
Q31:他所のCH小説サイトさんには良く遊びに行きますか?
  はい。かなり多くのサイト様で読ませていただきました。
Q32:作品を読んだら感想を書きますか?
  今までずっと読み逃げをしてきたので、これからはきちんとご挨拶します。
Q33:好みのCH小説はどんなジャンルですか?(ラブラブ、事件調、など)
  ラブラブです。
Q34:逆に嫌いなジャンルはありますか?
  死んでしまうやつ。
Q35:他サイトさんの作品を読んで、勉強になったことはありますか?
  いつも、感心させられてばかりです。耳障りよく、心に残るフレーズを生み出すサイトマスター様を尊敬しています。
Q36:他サイトさんに自作品を謹呈したことはありますか?
  ないです。どなたかお友達になってください。
Q37:合作してみたい他サイトさんはありますか?
  恐れ多いです。でも、いくつかのサイト様とはいつか・・・(汗)
Q38:イラストサイトさんと合作したことはありますか?また、してみたいと思いますか?
  自分には絵が描けませんので、いつかできたらと思っています。
Q39:リレー小説についてどう思いますか?
  中学生のころ、違うジャンルですが、ノートをまわしてやっていました。すごく楽しかったので、それも「あり」だと思います。
Q40:お気に入りの小説サイトさんがあれば教えて下さい。
  たくさんあって、困るのですが、いくつか挙げるならば・・・  
  ゆうさまの「Fresh Green」←癒されます☆
  芳香☆(あろま)さまの「芳香☆の裏庭」←作品スタイルが幅広くて尊敬です☆
  金井月さまの「月の裏側」←アダルトなムードにうっとりです☆
  ひろぱん様の「銃声倉庫」←こちらの獠にヤラれてしまって、自分でも書きたくなっちゃいました☆


※サイト運営について。
Q41:サイトマスター歴を教えて下さい。
  ここは今日から始めています。普通のブログなら2年くらいはやっているでしょうか。
Q42:サイトに載せている作品数を教えて下さい。
  まだ3作です。全部今日一日で書きました。
Q43:小説以外にどんなコンテンツがありますか?
  他にはないです。
Q44:読者からのリクエストは受けますか?
  もし、してくださったら、がんばります。
Q45:貰って困ったリクエストなどありますか?
  始めたばかりなのでありません。
Q46:感想掲示板は設けていますか?
  掲示板はありませんが、コメントは書き込めるようになっております。
Q47:読者の意見は気になりますか?
  そりゃ、気になりますね。
Q48:作品の感想を貰う場合、それが辛口であっても謙虚に受け止めますか?
  ファンの方はそれぞれ自分の思う世界観を持っていらっしゃると思うので、お互いのそれを認め合うという点では、謙虚でありたいと思います。
Q49:貰って嬉しかった感想があれば教えて下さい。
  よかったら、感想ください。
Q50:最後に、自サイトに来て下さっているゲストさんへ、一言どうぞ(^_^)
  本当にどうもありがとうございます。これからも一緒にCHを愛していきましょう。

※以上です。お疲れさまでした。


以上の「CH小説書きに50の質問」は、ひろぱんさまの「銃声倉庫」からいただきました。ありがとうございました。
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こんな感じ・・・?
 もぐもぐもぐ。
 「香ぃ。今夜飲みに行かねえ?」
 「は?」
 突然、今日の夕飯メニューであるミンチカツをかみ締めながら、獠が私に尋ねた。
 「だから・・・たまには俺と飲みに行かねえか?っつってんの」
 「う・・・うん。獠と?」
 「そう。嫌か・・・?」
 「ううん。ただびっくりしただけ」
 「ふむ。もぐもぐ。じゃあ、決まりな」
 「うん」
 びっくりした。
 獠が私を飲みに連れていってくれるなんてほとんどないことだし、依頼が終わったところでお金がないこともないし、まあいいかって思ったけれど、どう返事していいかもわからないくらいだった。
 「じゃあ、早く食べちまえよ。食べねえんなら、俺が貰っちまうぞ」
「 だめよ!それは私の分なんだから!」

 獠が夕飯後連れて行ってくれたところは普通のバーじゃなかった。
 店のマスターらしき人が「どうしますか?」って聞いてきたのは獠に対してだけで、獠は「あれを見せてくれ」って言っただけだった。
 あたしは普通のバーに連れてこられたと思っていたので、どう振舞っていいかわからなかった。
 「獠ちゃん・・・ほんとこれ出していいの?」
 マスターが出してくれたのは1本の白ワインだった。ドン・ペリくらいなら私でも知っているけれど(あれは泡が出たはず)、名前も聞いたことがないワインだった。
 「ああ、マスター、それを頼む。なかなか手に入らないのが入ったってマスターが言ったから、こいつを連れてきたんだぜ」
 「そうでしたね。では、すぐに用意します」
 そう言って、マスターはワインのネックに傷をつけ、コルクを抜く準備をした。まるで、スイーパーが人質の首にナイフを突きつけるように鮮やかに、静かに。
 「どうぞ」
 そこで出されたものはグリーンのボトルに白いラベル、ゴールドで文字があった。
 そこには“MONTRACHET”と書かれてあるようだった。
 「獠、これって・・・」
 「ん?まあ、飲んでみ」
 「どうぞ」
 マスターがグラスに注いでくれたのは、黄金にも見まがうような白ワインだった。
 「いただきます」
 あたしがワインを口に含んだ後で、獠もワインに口をつけた。
 「ん・・・これ・・・」
 「どうした?」
 「あたし、ワインはあんまり得意じゃないけど、これはおいしいって思う。なんて言うんだろ・・・花の香りがするような、フルーツの香りがするような、でもバニラみたいな濃い香りがするような・・・」
 「ふふん」
 「んほっ」
 あたしがワインの感想を言うと、獠は鼻で笑ったようで、マスターは咳払いをしたようで。
 「獠、これなんていうの?」
 「モンラッシェ」
 「モンラッシェ?」
 「そう。あの美食家のアレクサンドル・デュマに「帽子を脱いで、跪いて飲むべし」と言わしめたワインさ」
 「なんかよくわかんないけど、これ好きかも」
 あたしが、微笑みながら、そう言うと獠はまんざらでもない表情で、満足そうに微笑んだ。
 「獠さんはバタール・モンラッシェでもいいとおっしゃったんですけどね。せっかくドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティを手に入れたもんですから」
 「バタール?」
 あたしはますます意味がわかんなくて、マスターに尋ねた。
 「バタールというのは私生児という意味さ。今飲んでいるモンラッシェは、あのロマネコンティを作っているワイン醸造家のもので、最高級のものだ。これがこういうワインバーで飲めることはなかなかない」
 獠がマスターの代わりにそう答えた。
 「こほん」
 「すまねえ、マスター」
 自分の店の格を言われたようで、マスターは複雑な表情だった。
 「でもな。香、バタール・モンラッシェってのものあって、これは今飲んでいるやつよりは格落ちするんだが、結構うまいんだ」
 「その私生児ってやつ?」
 「ああ、醸造家に跡継ぎがいなくて、愛人の子供がもらわれてきたんだ。前にも言ったけど、俺には戸籍がねえ。だから、お前と正式に籍を入れることも出来ねえし、全うな夫婦になれるわけでもねえ。でも、私生児でもなんでも、俺はもし・・・」
 「もし・・・?」
 「おまえが俺たちの子供を腹に抱えたとしたら・・・、俺はお前とその子供たちを一生かけて守り抜く」
 「りょお・・・」
 「俺の命を懸けてとは言えないけど・・・俺はお前の元を離れるつもりはないんでな・・・でもお前たちを守っていく覚悟は出来ているってことだ」
 「りょ・・・ぉ・・・」
 あたしが獠のほうを見つめると、獠は恥ずかしそうに頬を染めながら、ワイングラスを飲み干していた。
 「・・・・・・」
 「りょお・・・ありがと・・・」
 「んぁ?・・・だから、俺のそばを離れようとはするなよ。俺が言いたいのはそれだけだ」
 「ん・・・」
 「どうぞ・・・」
 マスターが獠とあたしのグラスにワインを注いでくれた。
 プロポーズとは言えないかもしれないけれど、あたしには十分な獠の告白だったと思う。
 本当にいつか、獠の子供をあたしが宿すとしたら・・・
 獠がそれを許してくれたような気がして、すごく満たされた気持ちになった。
 「ほんと、おいしいね、このワイン」
 「だろ・・・」
 「これ、誰と前に飲んだのかしら・・・っていうか、これいくらするの?」
 「え・・・香しゃん・・・今その質問はないんでない・・・?」
 「マスター、これいくらするんですか?」
 「え・・・それは・・・」
 マスターはあたしの顔を見ながら、獠の瞳に助けを求めた。
 「ねえ、マスター・・・」
 「え・・・うちでは80万円・・・」
 マスターはあたしの殺気に負けたようで、すぐに白状してしまった。
 「ふーん・・・」
 「香しゃん・・・やっぱ怒った・・・?」
 獠は怯えた瞳であたしを見た。
 「ま、おいしいからいっか・・・獠のおごりだし・・・」
 酔ってるし、依頼料も入ったし、獠が嬉しいこと言ってくれたし今日はハンマーはなしにしよう。
 「ほんと・・・?じゃあ、獠ちゃん、おいしいワインのごほうびを香ちゃんにねだっていい?」
 「・・・調子に乗るなー!!」
 ドゴーン!!!
 「このワイン代、ツケは許さないから、次は男の依頼でも受けてもらうからね!」
 「しょんなあ・・・」
 ハンマーの下でつぶれた獠は蚊のなく声でそうつぶやき、あたしは、さらにおかわりをもらって、おいしいワインを堪能した。
 こんなプロポーズもありよね・・・?あたしたちらしくない?



注)アレクサンドル・デュマ


あほです。筆者はワイン大好きです。
獠なら指輪とかなんとかよりこんな感じではなかろうかと。
こんなワイン飲んでみたいっす。(爆)
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サンキュー
 「だからさ、
  これからはあたしがそれを少しだけうめてあげる。
  あたしがあんたの誕生日を作ってあげるわ。
  これからはあんたの誕生日は3月26日に決めたからね!!」

香が俺の誕生日を作ってくれたあのとき、
マリーから話を聞かされた香のほうが、本当は不安で仕方なかったはず。
でも、香は気丈にも俺のもとに戻ってきてくれて、俺に微笑みかけてくれた。

 「じゃ、そういうことでこれからもよろしく!!
  パートナーさん!!」

この言葉とそのときの笑顔で俺はどれだけ幸せな気持ちになれただろう。
香がもう戻らないかもしれないなんて思っていた俺の心を救い上げてくれた。

 「それじゃあ・・・・・・
  一応、誕生日をつくってくれたお礼をしとくか・・・」

そう言って、俺は香のおでこにキスをした。
本当はちゃんとしたキスをしたかったんだぜ・・・なんて、あいつは気づきもしていないだろうな。

 「え!?」

そう言ったきり、固まってしまった香に苦笑しちまったが、
でもマジで唇にキスしちまっていたら、あいつはどうなってしまっていたのだろうと思うと、また笑いがこみ上げる。

お前のことを考えるだけで、俺にも笑顔を作ることができるんだぜ。
なんだか暖かい気持ちになれるんだぜ。

いつも、思っていても、言葉には出来ない。
でも、なぜかあの時だけは素直になれた。

 「サンキュー 香(パートナー)・・・」

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